2016年02月28日

覆面作家企画7:Cブロック感想&推理

こんにちは、直感探偵アヤキです。

Cブロックでは、真冬さんを探します…!
Bブロック推理中に幻影を見た瀬古さんも、きちんとCブロックで見つけたいです!
前回、ピンポイント直感推理で当てた玉蟲さんも当てられるんじゃないかなーと期待。

では、いざ!

あ、今回は先のBブロックでのぐだぐだ具合を反省し、とりあえず最初に読む順は番号どおりにします。
感想より推理に意識が向いている傾向は以前変わらないけれども、多少は……多少は作品そのものと落ち着いて向き合う時間を確保しながら読み進めた……つもりです。
(それができるなら最初からやれという感じで、Bの作者様には大変申し訳ないのだけれども)

そして、私は直感探偵なので、最初の一読時の印象を重視して推理しておりまして……推理を意識するとメモを取りながら読んじゃうし、メモを取りながらだとついつい手掛かりを探してしまう!
挙げ句、展開予想までしてしまう…!

…と言うわけで、完全ネタバレもあると思います……御留意ください。

そして、そんな無駄だらけの感想にもかかわらず、大事なところに限って駆け足で通り過ぎた感が……ないとは言えない……。orz

記載内容に対する苦情は随時受け付けておりますので、メールフォーム又はTwitterのDMを御利用ください!

■C01 歌うたいの賛歌
タイトルからするとファンタジー感……さて、どんなお話か。
……ジルと廉太郎……舞台は日本なのか外国なのか、異世界なのか?
平均よりも幾分小さい体ということは、ジルが小人だったり妖精だったりする可能性も……?
……もしやこれも最後にどんでん返しが待ってますよ系なのでは……? あぁ、素直に読みたいのに疑心暗鬼モードが作動してしまう…!(直感探偵の基本仕様です、御容赦ください)
……そして、後ほどきっと笑われるんだろうけど、「歌」のキーワードと「廉太郎」で「瀧廉太郎」の話かと疑い、音楽繋がり(?)で「ジル」は「ジルベスター(コンサート)」に由来しているのでは…とか考える辺り、直感探偵の音楽に対する造詣の浅さが知れるというもので…。(音楽以前にジルベスターの意味を私は何だと思っていたのかという…←検索した・苦笑)
溶けかけのチョコ……何となく…何となぁく……エロティック……だと思いました……。
……おお、異世界転生! でも、廉太郎のバックグラウンドとか何か面白そうな設定だ……わくわく。
……そしてやっぱりというかなんと言うか……色気のある文体だなぁ、と。
(ふと佐倉愛斗さんのお名前が脳裏を過るも、佐倉さんてCじゃないよね…?)
繰り返される運命の物語……ですね?
後半急展開して、前半の印象と後半の印象が変わる感じも。
廉太郎の歌をちゃんと聞きたかったなーと思ったりしています。最後に全力で歌うシーンを見せてほしかったと言うか……(でも、それを文章で再現するのは難しい気もするので、やはりここはアニメ化…←マテ)。
マキシードの存在といい、色々切ないのだけれど、ラストは前向き。「キスをしてやる」なんてちょっと前向き過ぎるんじゃないかってくらい。(笑)
直感探偵は、甘いお話にはちょっと弱くて…このリア充め…と思ったことを正直に告白しておきます。(笑)
個人的には、廉太郎よりもマキシードの方が好みのタイプだなぁ♪←聞いてません
主命のためなら非情にもなる人形……でも、人形であっても「悲しい」という感情を理解し、寂しさを表すなんて……とても好みです。(笑)
「一等好き」、「ひっぺ返して〔「引っぺがし」ではない〕」、「後に[送り仮名を「後ろ」としない]」……など、特徴的と思われる表現がちょいちょい紛れ込んでいるのですが、特徴的過ぎるのでフェイクじゃないかと疑っています。(苦笑)


■C02 真夜中の乙女はラプラスの夢を見るか
SF来たー! SFと言えば麻生さん……ってCだったかしら?(←Cブロックメンバーをきちんと記憶せずに読み始めている直感探偵)
「真空の海」、「周波数の水溜まり」に「機械音声の海」……ものすごく「水」を意識した用語が散りばめられている…。もしかして、当初は「水」をテーマに書いていたお話だったんじゃないかしら、これ。
……しかし、この「私」とは何者か。ため息が電離層に反射するって……意識を切り替えるって……。(どきどき)
答えの明かされぬまま「私」が声を拾った少女の謎に巻き込まれ……語りてと共に謎を追う感じ、すごく好きだ。
……おお、おおお……面白かった!
超ひっさびさにSF読んだ気がするー。満足ー。
SF設定は独自用語(?)もあるし、かなり緻密に設定を組まれていると思うのだけど(どこまでが現実にあり得る理論なのかは専門外ゆえ分からないのですが)、違和感なく読めて分かりやすかったです。文章のリズムとか思考法が私に合っていたという感じ。
もっとずっと読んでいたかったのだけれど(リズムが合う文章はそう感じやすい)、これはここで終わるので良いのだと思います。
C01と続けて読んでいるわけで、こっちの主役が最後に歌ってくれたところに、何か満たされた感じ(歌ってほしい気分だったんです…・笑)。
特徴的な表現として「深更」をメモしたけど、たぶん、そんな細かい言葉遣いをチェックしなくても絞れそうな気がする!(…とか書いたことを後に後悔するフラグ・笑)


■C03 きらきら星をさがして
推理期間開始直後にタイトル(と冒頭部分)で真冬さんかなって思ったのが、このC03。




さて、予想通り行くでしょうか。

……これは、この作品の作者の方は、きっと子育て経験者の方……主人公と同じく、頑張り屋の優しいお母さんなんじゃないかしら、と思います。
主人公が完璧じゃないところがいいなぁ。完璧じゃないことを受け入れて、なおも前向きでいるところが。これは子育ててに限った話ではないよね。確かな幸せがそこにある感じが好きです。
お母さんの真剣さに対して、お父さんが前半ダメダメな感じなんだけど、最終的に主人公は彼を見限ってはいない……というところが優しいなぁって思います。
お父さんも決してダメダメなだけじゃないんだよね。
携帯ゲームにハマっちゃったり、一見のんびりしているように見えて、内心ではきっと姿の見えなくなった息子のことを真剣に心配していたはずで。彼は元々頭の回転が早い方ではないのでしょう。どちらかというとのんびりや。そして、主人公は案外彼のそういうところに惹かれたのではないかしら、と思いました。(笑)
「なに親子でイチャイチャしてんだよー」の台詞に、奥さんを息子に取られてヤキモチ焼いてる可愛い旦那さんの姿が浮かぶ……。

そして、やっぱり真冬さんっぽい気がしている……!


■C04 ブルームーン
C03と共に、タイトルの印象で真冬さんあり得ると思ったのがこのC04なのですが、冒頭部分を読んで、むしろこれは瀬古さんかと思い直しました。
文体的にはやっぱり瀬古さん感あるなぁーと思います。この淡々と進んでいく感じ、同人誌で拝読した『海賊船ロッソ号』の空気。
台詞を見るとカジュアルな印象なんだけど、地の文の語り口は硬めと言うか……。
幻想的な世界観が語られ、特段何も起こらない状況が続いてからの急展開。狂気の話。
男の方がこの後どうしたのか、どうなったのかが気になります…。狂気に魅入られて、求めていたものを喪って、男は更に狂ったのか、あるいは狂気から目覚め……てはいないような気もする…。
人間の業、他の人より知っているという傲慢さが齎した悲劇……なのかな。決して手に入らないもの、人知の及ばないものについて考えてみたり。
最後の台詞が印象的。愚か者めと突き放す感じではなくて、何かがほんの少し違っていたら、仲良くなれたかもしれないのに残念……というような穏やかな印象を持ちました。わざわざ別れの言葉を告げるってところが。
怒りではなく悲しみ……でも、もはやどうしようもなくて……のやり切れない思いが「永遠に」には込められていたのかな、と。


■C05 狼たちの夜
……おおお、これは近現代史踏まえた本格派!? とドキドキする。このくだりだけでだいぶ作者が絞り込めそうな気がする(…とこの時は信じていた・笑)。
……というわけで、ちょっとハイになりながら実況型感想メモを残しつつ読む直感探偵。
背中合わせを嫌うってことは、このロンという人物、背後から襲われかねないお尋ね者系かしら……と想像。私は真正面に座られる方が嫌なので、わざわざ文句をつけようと思う程背中を取られたくないってのは……ね?(まさか当時の香港の文化として背中合わせ厳禁なんてこと…ないですよね;)
組織犯罪対策課の警部補……もしかしてこれがラルフの上司……? そうだとすると、カナダ育ちで英国教育を受けているラルフが警察関係者だとすれば……もしかしてMI5とかMI6的なスパイなんじゃ!?(飛躍)
……とりあえず前段落前半の推理(上司のところ)は合ってそうですが、なぜジャンはロンたちの取り引きを知っていたのか……ということと絡めて考えると、まさか組織の壊滅を狙う警察が組織同士の対立による双方の勢力低下を狙ってリークした……とか……?
ロンとラルフの再会がどのようなものになるのかドキドキするよ……。
……うぬ……やはりと言うべきか、こう来たかと言うべきか……。
……ラルフには共感はできない……できないんだけど、ロンとラルフの、違う世界に暮らす同志感は嫌いじゃない……かな。
ああもうなんか、すごくヤラレタ感あるのが腹立たしいんだけどな!(褒めている)
なお、香港事情に詳しいのは、カンフー映画とかが大好きで!的な方なのか、資料収集の成果なのか……後者なら玉蟲さんあり得るかも……とか一瞬思いながら読み進めていました。これはさすがに前者だろ……と思いつつも、この安定感で書ける人があちこちにいても怖いと思われ……。
「いっそ黒いような」「ふたり」「おなじ」……香港舞台でハードボイルド系な淡々文っぽいんだけど、漢字率は意外に低くて、読みやすいのはそのせいもあるのかな。フェイクを兼ねているなら手練れ過ぎる……ゆえに、絞りやすそうとか思うのは甘いですか。(笑)


【幕間的な何か】
……ここでちらっとBブロックの作家名を確認して、錚々たる面子が並んでいることにやっと気付きました……。(苦笑)
C05……ろくさんかなぁ?(直感探偵の雰囲気推理)


■C06 甘やかな墓標
……冒頭三文で、あ、これが玉蟲さんかも……と思い直す。
少女(女性)が主人公で、少女小説っぽいんだけど、文体は硬派な感じがするの。
……しかし、この物語の語り手は少し不思議。娘の話の聞き伝えで、その娘も果たしてどこまで物語の中核にいるのか……この構成が後々大どんでん返しになるのではないかと思わず警戒してしまう。(笑)←直感探偵のサガ
……奥方様が纏う怪しい雰囲気、同行を求められて向かう場所……この先にあるのは、きっと……。
こういう勘のよさって、小説読みとしては若干損してるのかもしれないけれど、穏やかな語りに導かれて、私はこの先に良いものがあることを確信してしまった……。
この奥様は、きっと旦那様を愛している……だって、『甘やかな墓標』だし……。
……って、思ってたら、この結末ですよ! この悔しさがあなたにはお分かりか!(笑)
……いや、うん、確かに、「仲の悪い振りをしていたの」という告白は随分あっさりしていたし、なんか腑に落ちない感じがして、それだけだと物語としてちょっと物足りない気はしたのです……よ。ここまでの文章の手練れ感からして不自然な感じはしてた……って言っても、今更な言い訳にしかなりませんけどー!(泣)
奥方様が旦那様の口に塗った「紅のような赤」は紅ではなく毒物だった……端から奥方様は自殺するつもりだった、という理解でいいのかな。
毒殺された夫に口付けしたことで、口元に残っていた毒が回って想定外の死を迎えた……ってことではないんだよ、ね。全て奥方様の目論見通りに終わった、と。
……そして、この物語の語り手は誰なのか。「娘」って別にこの主人公の父親とか母親とかではない……?
普通の三人称小説ということで良かったのかしら?
何となく、語り手が主人公とは距離を取っているようにも思われて……ホラーっぽい手法として意図的に採用されたのかなー?
案外、語り手は「旦那様」だったり……しないか。
しかし、一度安心させて落とすのはホラーの典型的な構成……見事に術中って感じで、悔しいけれど、私は色々な意味でいい読み手だったのだと思うことにします……。


■C07 世の光
……「ベランダ掃除に蹴るヒャー」って何!? まさかの誤植? それとも、ベランダ掃除に役立つ便利アイテム?
……家庭用高圧洗浄機「ケルヒャー」か!(Google先生に聞いた)それで脚フェチに流れるわけですね!
しかし、冒頭のある歌手の言葉といい、のっけから連打で来ますね! これは油断ならない書き手の予感!
……アップルパイ食べたい!(メモに残さずにはおれんくらい食べたいと思ったの!)
このハイテンポな語り口。蹴るヒャーとか浪曲とか、正直、何が何だかよく分からんのだけど(登場人物の名前も人間関係もまだちゃんも把握できていないのだけど)、ついつい勢い乗って読まされてしまう……恐るべし。
……これ、作者は関西圏(大阪)の人なんじゃないかなー。このノリツッコミ感は、関東人にはそうそう真似できない気がする……と思いつつ、このまま勢いで読み進めると何が何だか分からないままお話が終わってしまいかねないので、落ち着いて状況を把握しよう!
……怒涛の時事ネタにリアルタイムでついていけないのが悔しい。(ワンテンポ遅れて、主人公のツッコミで気が付く…みたいな・苦笑)
しかし、これはなかなか、なかなか人間関係が……と言うか、それぞれのバックグラウンドが複雑ですな。こういうの、とても好きだけど。(笑)
……そして、思っていた以上にすごい場所にたどり着いてしまった……。ジェットコースターに乗って、わけの分からないまま(一応人間関係は把握したつもりですが)気が付いたら景色が変わっていた……みたいな。ほんの数分前の「恐るべし」以上の「恐るべし」ですよ。なんてこったい!
ラストの一文がいい。
「誰かが、神に捧げる仕事をしてる。」
歌を歌うことだけじゃなくて、夢を追うことだけでもなくて、全ての働く者への賛歌なんじゃないかな……と。
計画停電の後の「やっと見られるようになった放送」っていうのも、誰かの仕事の成果なんだよ……ね。
はぁあ……ため息をつくしかないです、これ。(全力の賛辞)

途中、こっちがろくさんで、C05は歩く猫さんかも……とか思ったけれど、お二人の作風を正しく記憶している自信がないので(直感探偵は勘違いが多い)、後でちゃんと過去作を確認しないと大恥な予感。(苦笑)


■C08 私のヒカリ
お。何か可愛い感じのお話? SFテイストだけど、柔らかい少女漫画の空気。
しかし、みっちゃん先生、「いないヤツは返事しろよー」って言ってたのに、「いるなら一回で返事しろよ。」って、結局、普通に出席とるんかい!(笑)
主人公の星ちゃんも、なかなか難儀な性格のようで、自ら敬礼決めておきながら、笑われて後悔すると言うのは……作者は大阪人ではないな!?(え)大阪の人は不意打ちで撃つ真似されても撃たれたふりしてくれる人たちだって聞いたもん♪ 大阪人ならここはきっと「朝からみんなの笑いが取れちゃった、やったね!」って流れにしなくなるず!(直感探偵の名推理)
……場面区切りに「☆」を使うのは、主人公の名前と掛けてるんだろうけど、覆面企画ゆえのフェイクという面もきっとあるよね……そうすると、これはきっとベテラン勢……とすると、だ。この話、少女小説的な可愛いお話として終わらない可能性もあるのでは……?
……という辺りから、色々あらぬ方向へ疑いの目を向けたのですが、通読した後にこの妄想を披露するのはものすごく恥ずかしいので、すみません、今回は削っときます。(Bブロックでの反省を踏まえた懸命な措置・苦笑)
もし作者様御本人が「気になる」ということなら、正解発表後にお問い合わせくださいませ……。
……というわけで、散々余計な心の準備をしてから読み進め、職員室呼び出し後。
……むむむ……親との関係が主人公の鬱々感で、それをヒカリが救ってくれる展開かな……素直に希望の光エンドを期待しても大丈夫そう……?
そ、そうなってほしいけど、な。(不安と期待)
この光って、星の両親が作ったもの…だったかしら?(試作品とはあるが「母が作った」とは明言されていないので疑う余地はあると考える空気の読めない直感探偵)
もし、このアンドロイドが、なかなか一緒にいられない自分の代わりに娘を守り支えてくれるものとして作られたものだとしたら……光は親の愛であり、それは紛れもなく娘である彼女のもの……だから『“私の”ヒカリ』なのかも。
……という推理をNo.007が出て来た辺りで既にしてしまったのですが、こういう展開大好きなので、ここからやっと安心して物語に身を委ねることができました。(笑)
……はい、満足しました(途中、色々疑ったことは反省している・苦笑)。
タイトルの『私のヒカリ』は「私というヒカリ」、私自身が発している「光」の意味でもあったんだなー。(ほくほく)
直感探偵は、家族もの青春ものが大好きですよ!(聞いてない)
しかしこれ、「0,2ミリ」とか、ピリオドではなくカンマ使ってるの、絶対にフェイクだよなー、策士だよなー。普段はこういう可愛い話とか絶対に書かない人って可能性もある気がする……気を付けよう。


■C09 光牙と土竜
タイトル見て、読みは「もぐら」……でいいんだったよね、と確認するために感想メモに一番に打ち込んだ三文字(にもかかわらず、途中ついつい「どりゅう」と読んでしまったのはここだけの秘密!)。
……これもちょっと玉蟲さんぽい。主人公は女性じゃないけど。C06だと舞台設定が前回覆面と被る感あって、怪しいと言えば怪しいところだったのよ…。
……あれあれ……アレ? 『アレ』ってあだ名……ってことでいいのかな? 鳥居とか出て来るけど、名前が西洋風……ってわけじゃなくて、「荒れ」とかに由来してるのかな。
……あれ、でもやっぱり金髪碧目ということは外国語由来……? むむむ。
……腕! 腕出て来たよ!
そして、「あれ」と「それ」の兄弟……「これ」とか「どれ」とかもいるのかなーと思いつつ、こういう号を持つというのは、きっと色々苦労多い人生を送ってそうだなーと思いながら、兄弟の行く末を考えて立ち止まり……。
……「どれ」じゃなくて「どちら」だった! これ、絶対に「こちら」もいるだろ!? って本筋と逸れた突っ込みを入れずにはおれない直感探偵で申し訳な……。orz
「けれど」……の次はなんですか、「または」とかでせうか……。
……。(そして読了した)
真名は明かされないんだなぁ。うん、それでいいと思います。読者は、ソレとアレとの関係にとって第三者に過ぎないから……。
ドチラがいい奴だなぁ。(しみじみ)
手助けしてトドメを刺すのではなく、ただ、ピンチから救い出しただけというのがいい。
「……迷いもするさ。俺たちは、土竜と違って生きているんだから」の台詞に、うん、うん……とだけ頷いておく。
読み終えて、玉蟲さんである予感がちょっと下がった(戦闘描写の激しさが私の玉蟲さんに対する印象と違ったので)。


【幕間的な何か】
しかし……うーん、困ったな、何かCブロックは手練れが多過ぎるんじゃない?
でも、それぞれ特徴は出ている気がするし、犯人候補の作風を確認し直せば楽勝な気はするんだけど(失礼)、全部罠だったらどうしよう感が……ね。(苦笑)


■C10 ネズミと王女
ねずみさん! Twitterでネズミがうんぬんという話を見た気がするのですが、きっとこれのことですね!
ねずみ好きとしては、見逃せないお話だ! 楽しみー!
……んんん? 「人が手と足をかけられるくらいのくぼみ」……だと?
これ、ねずみさんの話じゃないの!? ネズミってあだ名的なあれ!? ……なんてこった……。orz
……わ、私はお姫様の言うネズミが普通に好きです……よ、嫌われ者だけど。
纏足少女……時代も場所もよく分からないけれど、もしかしてこれはワープ的なお話……とか?
いやいや……そうではない、のか。
ラストは、地上で幽閉されていた王女様を連れ出して、王女様がかつて聞いていた秘密の通路からネズミは再び窖へ戻っていった……ということでいいのかな? 「ほとぼりが冷めたら」だから、まだしばらくこそこそしながら地上見物するのかな?
眩しさで一時的に視力が落ちても、きっとまた見えるようにはなるんたよね? ネズミは、色々な美しいものを地上でたっぷり見ていけばいいと思う…。
ネズミにとって、初めて見る地上の景色は、特別に綺麗だったんだろうな。私たちが普段見慣れている景色も、まっさらな心で見たら、すごくすごく綺麗なんだ、きっと……(と思いながら、しみじみと空を見上げる直感探偵)。
ところで。ネズミたちがなぜ窖で暮らしているのか、なぜ地上と地下の世界が断絶しているのかは謎のまま……? もう少し長いお話で見てみたい……って言ってもいい……かな?
「灰色い」や難読漢字は罠と見てよいか……?(と一応、推理も忘れない)


▼推理過程
結構、楽勝の予感がしているのですが、甘いかな。(苦笑)
とりあえず、この方の作風って確かこっち系だったよねーみたいな曖昧な記憶を確認するところから始めましょうか。

というわけで、歩く猫さんのサイトを御訪問!
『サイレント・カラー』を再読。SFテイスト……C02、あり得るかなー。あり得る気がするー。(即断)
しかし、意気込みテンプレを見ると「関西在住」か! 少女の語り口……C07のコテコテ感とはまた少し違う気もするような……しかしテンプレで挙がってる最新作が破天荒感たっぷりで油断できない……でも、SFテイストな人が他にいなければC02でいい気がする……かなー?
でも、執筆期間が短そうなのが気になるんですよね…。あ、でも、C02って、まるでお題を「水」したようなお話だったよな。で、意気込みテンプレの回答によると、歩く猫さんは、お題発表前から開催を知っていたようだから、もしかしてお題が「水」のつもりで準備していた……? でも、お題が想定外の「光」と分かって、準備中の原稿をボツにして、別の話を考えようとしたけど一行も閃かない……が、時空が飛んで(一度はボツにした原稿を見直して)、ラストに光入れればこれでもいける! ……と、C02が出来上がった……とか。
これはあり得る……ということで、あとは他にSF書きそうな人がいないかだな。

それでは、次に、お名前が気になり過ぎる、はなふじマディ子さんのサイトを御訪問!
まずは意気込みテンプレから拝見しましょう! なんと、ファンタジー書きさんでしたか。でも、好きな作家がクリスティとカフカってのは、なかなか一筋縄ではいかなそうですね……?
執筆期間が2日ってのも要注目ですね。
『月光』を拝読。意外なところでひらがな率が高いのが注目点。これって確か……C05?
女性向け作品も書かれているようだし、あり得る感じはするなー。
バディ物という点とファンタジーという点では、C09も怪しいんだけど、文体的には、漢字率的にはC05かなぁ。
「〜だった。」という語りのリズムもC05っぽいし。
ただ、中国もとい香港に関心をお持ちか否かが気になるところ。あと、どうも作品によって漢字率が違うらしいのが……。orz
他にひらがな率の高い方がいなければ、C05で……(そんなんばっかですが)。

さぁ、次は誰にするか……和泉有穂さんいってみようか?
……うーん、作品リスト見ただけでなんか多才そうだなぁ。(苦笑)
ファンタジーも恋愛も、歴史系もいけそうな空気。
『水の、匂い。』再読。この家族物感は……C08かなぁ。優しい感じ。
ただ、『姫鏡』を読むと、色々化けられるお方と思えるので……うーん。(苦笑)
とりあえず、意気込みテンプレを確認だ!
……え、得意ジャンル、ドロドロ系なの? C08違うの!?
とりあえず、覆面かぶり忘れたそうだし、「最近の傾向を見るならやっぱり最近の傾向」という言葉を素直に信じて、最近作を拝読。
主人公は「僕」かぁ……C01?
C08はあちこちに罠感あったもんなー。
しかし、和泉さん=C01だと、会話前後の一行空きが説明できない……覆面かぶり忘れたという人がこんなフェイクをするなら……詐欺だと思います!(きっぱり)
C01のちょっと色気のある描写とか、あり得る気はするんだけど……。
……夫婦の話という点では、C03なんだけど……いやいやこれは真冬さん(だと思っているの)だから!
『LAST LOVE』拝読……あかん、これも現代恋愛だ。(苦笑)
Cブロックで王道現代物感あるの、C03だけなんだけど……(C07は語り口が独特だし、C08はSFテイストだし…)。
……うーん、でも、C03の文体はちょっと違うような…気もするような、そんなこともないような。
でも、雰囲気が何か違う気がするんだよなぁ、物語の展開的なところが。
C03は夫婦の話である以上に、親子の話なんだよ……。
『雪焔 ―命の天秤―』を拝読。「生き返ってくれ!」という辺りは、C01かな。ファンタジーも書く方だし、こっちの方が印象近い。色気もあるし……でも、セリフ前後の一行空き……覆面被り損ねた人にしては……。三点リーダーの使い方も台詞回しもやっぱり違う。違う違う!
『カナリアが鳴いた時』拝読。……うん、やっぱり和泉さんはこの辺の文体の空気で探すべき気がする!
……意気込みテンプレに言う「最近」がどこまでなのかが気になるが。
そして、和泉さんはドロドロ……ドロドロなんだよねぇ。(苦笑)
「迸る」を発見。これ、C06にもあったなぁ。……ドロドロ感はC06。
残虐描写的なところはC09なんだけど、読後感はかなりいい感じにまとめられていて、ドロドロって感じじゃないのよねぇ。
でも、でも、C06も、文章の宿す色気感が微妙に違う気がするのよね……語り手(主人公)のキャラクターの違いかなぁって気もしつつ、和泉さんならもっとモワッとさせそうな感じが……。(直感探偵に語彙を求めてはいけない)
『さんさんてまり』拝読。口語の台詞回しに小文字(「…だねぇ」とか)の使い方、男性のキャラクター……C09感……ある……? いや、ない。(マテ)
C06な気がするけど、保留。他を潰してから。

では次……私の印象が記憶違いでなければすぐに確定出せそうな、ろくさんいってみよう!
まずは意気込みテンプレから拝見。
素直に最近作から拝読しようとして、「……あ、これ違う、参考にできない。」って思いました。orz
他の奴、他の奴……ブロマンス名乗りたいとかおっしゃる作品があることを踏まえると、C05とかC09の可能性ありだけど、勢いの良さでC07を考えていたんですよね。(苦笑)
『紅咲の墓標』が覆面作品に近い文体とのことなんだけど、同人誌掲載作品で読めないの辛い……しかし、タイトルの印象からするとC07的な文体ってことはない……よね? ね?
きっと関西勢い系な方が他にいるはず……と信じて一旦先に進……もうと思い掛けて、最近作以外でもいいかとサイト掲載作品をちらちら。
『天使の言い分』拝読。……うーん、ちょっとC07感ある語り口。ちょっと愚痴っぽく、しかし重々しくなく語るとことか。
更に『軌跡と行方』を拝読。うーん…ドロドロした描写がC09っぽい……?
覆面5の『歌う青と芽吹く緑』はまた全然雰囲気違うもんなー……。(遠い目)
……やっぱり保留して先行こう。

で、他に関西っぽい人は……とか考えても分からないので、上から順にくまごろうさんのところへ。
意気込みテンプレ!
得意ジャンルが「シリアス&エロ」……苦笑いしつつ、C01の作者候補筆頭にしたい。今回、Cブロックで一番色気を感じたお話だから。
そして、趣味に「寺社仏閣めぐり」とか来ると、C09(鳥居が出て来た)……? とか考えてしまう単純思考の直感探偵。
……文体自体はライトめ……と思ったけど、作品による気もするし、C01の台詞前後一行空きと三点リーダーの使い方がフェイクなのかどうか分からないし、C08もフェイク臭漂ってるし、C07の蹴るヒャーのノリは全然ないし、C10の通常括弧で内心を書くのはフェイクなのか否か……というわけで、全然分かりません。(苦笑)
……でも、ヒント出してくれない辺りは多少のフェイク入ってるんだろうし、するとまぁ……C01かなぁって感じはしてる……が、他の方の可能性を外してからだ。

はい、玉蟲さんとこへいきます!
意気込みテンプレの回答を参照。
得意ジャンルはファンタジーと歴史物とミステリー……と聞くと、まぁ、歴史物でC05かなぁって気がします…ね。
C06もかなり疑ったんだけど、舞台設定が前回覆面作品と似過ぎるのが逆に怪しいよねって。玉蟲さん、しっかり資料集めて書かれる方だから、香港の歴史とかも書けそうではある。
『珠洲の声を希う』拝読。括弧内に内心描写……C10?(単純思考)
でも、何かほら、纏足とか玉蟲さん好きそうな感じ……するような?
……でもやっぱり文体的に違うようなー?
……次行きます。(あっさり)

というわけで、紅和花さんのサイトへ!
紅さんは、きっと、きっと分かりやすい特徴があって特定できると思うの!←ただの希望
……が、意気込みテンプレがない!
しかもちょこちょこフェイクを入れただとー!?
……め、めげないよ!
『未来への声』拝読。空気はC08。
これなら、ちょこちょこフェイク入れた……のお言葉とも合いそうですね?(嬉)
あとはC01の可能性……かな。でもたぶん、このどっちかでいいと思うし、印象としてはC08の可能性の方が高い。
やっと絞り込みのきっかけが手に入った……とほっとしつつ、次へ。

では、真冬さんのところで、意気込みテンプレを改めて確認しますか。
……うん、覆面かぶるの忘れていますってことは、素直に直感推理で良さそうですね!
真冬=C03!(一読時点で確信してたから)

次、瀬古冬樹さんのサイトでテンプレ確認!
得意ジャンルはファンタジーと恋愛……うん。
「軍、警察、マフィア、頭にヤのつく自由業な人々が出てくる話も書いてみたい」……C05? って思うけど、書いてみたいということはまだ書いていないはずだし、文体とか空気とかが私が持っている瀬古さんの印象と違うので、さすがにこれはない……。
この企画のために書いた作品についての回答、少女の名前が「光」とか、「土竜のよう」とか、何か色々怪しい……な。(苦笑)
ボツになった「彼女は実は太陽の光に当たると死んでしまう種族で…というファンタジー設定」も、C04に類似……すると、C04ではない……の?
もしそうだとしたらC10かなぁ。
参考になりそうな作品は未完の長編『オデオン』とのことですが……歌姫の話と言うと……C01!?
うーん、でも……ここはC04=瀬古さん説を保持した方が後々苦しまずに済みそうなので!(結論ありき)

それでは、次は竹野内碧さんです!
例によって意気込みテンプレから拝見。
R18系ほのぼの恋愛……ハッピーエンド……C01……って、なんかC01の候補者増え過ぎてないか。(苦笑)
『白川さんの幸せ』拝読。
……C01です。(苦笑)
台詞前後の一行空きぃ!
直感探偵、もう、迷わない!(きぱ)

……さて、一通りチェック……したはずなのに、なんか推理結果がすっごいすかすかなんですが。(苦笑)

まぁ、SF系は歩く猫さんだけっぽい感あるので、C02=歩く猫さんでいいかな。(だいぶ甘い推理だとは思いますが、文体やテーマの硬軟見てもそんなに違和感ない…んじゃないかなぁ? 直感探偵なので許して!)
紅和花さんもC08で悪くなさそう?
ドロドロ感で、C06が和泉有穂さん?
関西のノリ…というだけで振っていいのか分からないけど、残りの方々のうちコメディ路線で来そうなのはろくさんだけだって私の直感が言うので、C07=ろくさん。
残りの作品で比較的ライトな文体のC10=くまごろうさん。ほら、よく考えてみると、纏足要素はくまごろうさんもあり得る感じする、よ?(もちろん直感である)
玉蟲さんがC05のドロドロ戦闘描写を書くか…いや、書かない…はず。「轟、轟」とかもちょっと玉蟲さんじゃない気がするので、むしろあり得るのは、香港の歴史、このためにきっちり調べましたー! …な展開。英国支配の流れ考えれば、ヴィクトリア朝がお得意な玉蟲さんの対応可能範囲でもおかしくない!(こじつけ感があることは否定しないが…)
ってことで、C05=玉蟲さん!
んで、C09=はなふじマディ子さん!
義兄弟もので、ドロっとした描写があって……「轟、轟」とか、はなふじさんなら書く! きっと書く!(直感)

……難航しそうだった割りには、ほぼ直感推理を活かしたまま確定できたのではないか。
……まぁ、悪くない気はしてる(喉元過ぎれば熱さを忘れる的な感覚)。


▼推理結果
C01 歌うたいの賛歌 →竹野内碧さん
C02 真夜中の乙女はラプラスの夢を見るか →歩く猫さん
C03 きらきら星をさがして →真冬さん
C04 ブルームーン →瀬古冬樹さん
C05 狼たちの夜 →玉蟲さん
C06 甘やかな墓標 →和泉有穂さん
C07 世の光 →ろくさん
C08 私のヒカリ →紅和花さん
C09 光牙と土竜 →はなふじマディ子さん
C10 ネズミと王女 →くまごろうさん


……と、何かすんなり決めたようにも見えるものの、正直、玉蟲さんとはなふじさんはまだ迷っています……。
C05のひらがな率がすごくはなふじさんっぽいので、これ、玉蟲さんもやるのかなーっていう検証が不十分。C05のテーマ的にも、C05=はなふじさんで違和感ない感じなんですよね。分かりあってもなお一緒には生きられない者同士の物語……って何かはなふじさんっぽい……と分かったようなことを言いつつ、私、はなふじさんとは今回が「はじめまして」なんですけれども! 作品も数作しか読んでないんですけれども!(その数作の印象で直感推理しております…)
とにかく、独特のひらがな率はとても気になる特徴だし、無視し難いものがある……のです。
……じゃあなんでC05に玉蟲さんを当てたのかと言うと、玉蟲さんがC09のドロドロ戦闘シーンを書くイメージがないから、です……。玉蟲さん=英国貴婦人的なイメージが拭えないから、ここまでドロドロした描写は入れないんじゃないかって………。きっと時間をかけて検証すればもう少し手掛かりが出てくるとは思うのですが、時間がありません。(きっぱり)
そんな折、玉蟲さん=C02説をTwitterで見掛け、いやいやそんな……と思いつつ、これ、玉突きで全滅したら嫌だなぁって思っています……。
……でももう、確定打ったから変えません。恥を晒す覚悟です……が、正解発表後に「そんな気はしてた」と言い訳できるようにぐだぐた書いてはおくのです。(笑)
posted by 桐生 at 00:04| 覆面作家企画7